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学校からのお知らせ

不審者対応避難訓練
2021年07月26日

“学校から帰る途中に、ばったり不審者に出会ったら!?”・・・。

 6月22日(火)に不審者対応避難訓練を行いました。玖珠警察署から生活安全課の長澤さん、笹原さん、北山田駐在所の山﨑さんをお招きして、不審者にであったときの対処法などを指導していただきました。

 昨年度は、「校舎内にナイフを持った不審者が侵入し、先生たちはその対応や対処をし、子どもたちは避難経路を通って避難する。」という設定でした。しかし、子どもたちは全く不審者に遭遇せず、避難経路を通って避難するだけなら、先生たちの不審者対応訓練であって、子どもの不審者対応ではなく、地震や火災の避難訓練と何も違いはありません。その反省を生かし、今年度の設定は、「子どもたちが登下校中に不審者に出会ったときに、どうすればいいか。」という子どもの対応訓練をしました。

 はじめに、DVDで対処法を学習したのちに“いか・の・お・す・し”を子どもたちに確認させました。 

いか→知らない人について「いか」ない。 の→知らない人の車に「の」らない。 お→「お」おきな声を出す(助けて~)。 す→「す」ぐに逃げる。 し→「し」らせる(どんな人が、なんと言って、何をしたのか、近くにいる人へ)。

  その後、運動場で警察官の三人の方が不審者役になり、“車から声をかける”“ナイフを持って歩いている”“歩いていたら後ろから抱きつかれる”の3パターンを体験しました。

体験後には、必ず振り返りをしてくださいました。山﨑さんからは、「防犯ブザーを鳴らして安心している。鳴らしたらすぐに逃げることを忘れずに」、「車から声をかけられても、車に近づかないように(引きずり込まれる)」といった注意がありました。私たちには、長澤さんから「子どもから不審者にあったことを聞いたら、すぐに警察に連絡をして共有することが大切」というアドバイスをいただきました。

 訓練をして、指導を受けないととっさの判断ができず、子どもや私たちの命を危険にさらすことになります。その点でも意義ある訓練だったと思います。

 最後に、笹原さんから教えていただいた「怪しい人を見分ける『はちみつじまん』」を紹介します。

・知らないのになにかとなしかける人

・理由もないのにかづいてくる人

・あなたがくるのをちのはしでじっとみつめてくる人

・いつでも、どこまでも、いつまでもいてくる人

・あなたがくるのをっとっている人

・こういう人に会ったら、!?っと注意