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修学旅行の思い出【パート10】~がまだすドーム編~

修学旅行の思い出【パート10】~がまだすドーム編~

 2日目の最初の見学地は、がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)です。がまだすドームは、雲仙普賢岳の噴火について体験しながら楽しく学ぶ火山体験ミュージアムです。「がまだす」とはこの地方の方言で「がんばる」「精を出す」という意味があるそうです。雲仙普賢岳は、1990年11月17日に198年ぶりに噴火し、1991年5月15日には水無川で最初の土石流が発生しました。溶岩ドームは5月20日に出現し、5月26日、6月3日には火砕流により死傷者、行方不明者が発生し、堆積物により土石流の発生しやすい状態であった水無川から溢れ出た土砂によっておおきな被害をうけました。6月3日の火砕流により、報道関係者や消防の方々等多くの犠牲者が出た時のニュースに衝撃を受けたことを今でも覚えています。被災後、復興に向けてみんなでがんばってきたその思いをミュージアムの名前にしたそうです。この日、がまだすドームに到着した時は普賢岳の山頂が雲に覆われていましたが、帰る時には山頂が見えていました。したがって、到着時と出発時に2回集合写真を撮りました。