議会制民主主義を学んだ6年生による市議会の傍聴
6月19日(木)に、6年生が第2回国東市議会定例会の議案質疑の様子を傍聴に行きました。小学校第6学年の社会科の学習において、市議会の役割や仕組み、市議会議員の仕事について理解を深める学習があります。市議会が市民の代表として、市民の要望を行政に届け、市民生活をより良くするための政策を決定する場であることを子どもたちは学んできました。教科書では、さいたま市の議会の様子が取り上げられていましたが、子どもたちにとっては身近ではないので「国東はどうなっているの。」という疑問の声が多数上がっていました。同時に国東市議会や市役所の内容も扱ってきました。
教科書を通して学習するだけでは、実際にどのように議論が行われているのか想像がつきません。学習を進める中で、子どもたちから「国東市の議会はどこにあるの。」、「1回見てみたい。」という声があがったので、歩いて行ける距離に議会があることから、今回傍聴させてもらいました。この日は、補正予算案についての審議や市当局からの報告などに関する議案について質疑を行っていました。市民のみなさんから集めた税金の使い方について、市民の代表である議員さんたちが熱心に、そして鋭い質問を投げかけていました。それに対して各課の課長さんたちも血税の活用について思いや考えを含め具体的な方策について分かりやすく説明していました。子どもたちにとっては難しい言葉が多くて、内容については分かりにくかったかもしれませんが、大事な予算がこのように審議して決まっていく場に立ち会えたことが何よりの経験になったことと思います。やはり「百聞は一見に如かず」ですね。





