第１回縦割り班集会（出会いの会）

　４月１６日（水）に、今年度初めての異学年集団による縦割り班集会を行いました。縦割り班を作る目的は、以下のとおりです。

１　思いやり・優しさを育む
　年上の子どもが年下の子どもの面倒をみたり、教えたりすることで、リーダーシップや思いやりの心が育まれます。年下の子どもも、上の学年に憧れや安心感を持ち、自然と信頼関係が築かれます。
２　協力する力・コミュニケーション力を育てる
　異学年での活動では、年齢や発達段階の違いを乗り越えて協力する必要があるため、相手の立場を理解する力や伝える力が伸びます。
３　学校全体の一体感を高める
　学年を越えて関係を築くことで、学校全体が「みんなの場」と感じられるようになり、安心して過ごせる雰囲気づくりにつながります。
４　学び合いの機会をつくる
　年上の子は「教える」ことで学びを深め、年下の子は「教わる」ことで新しいことを吸収します。互いに刺激を受け合いながら、学び合いの姿勢が育ちます。
５　多様性への理解を育てる
　学年だけでなく、性格や興味の違う子と関わることで、多様な価値観を知る機会になります。将来、より広い社会で生きていくための基礎となります。

　国東小学校では掃除を縦割り班で集まって行っています。また、縦割り班集会を開き異学年との交流も行っています。今年度は３校が統合したこともあり、子どもたちの「心」の育成のために縦割り班活動を充実させていく予定です。