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5・6年生のネット安全教室

5・6年生のネット安全教室

 2月10日(月)に5・6年生がゲームやSNSを安全に使用できるよう学習をしました。NTTドコモの方がオンラインで講師を務めてくださいました。
 学習のめあては、「①リスクの考え方を身に着けよう」「②『自分』と『友だち』のリスクの違いに気づこう」です。「リスク(危険性)=起こりやすさ ✖ 被害の大きさ」ということでした。そして、リスクを回避するためには3つの段階「①リスクの発見」「②リスクの見積もり」「③リスクへの対応」が大切だということです。試しにオンラインゲームで考えてみました。「①長時間利用」「②高額課金」「③チャットで喧嘩になる」「④歩きスマホ」の中で自分に起こりそうな可能性の高い順にX軸に並べ、それぞれの予想される被害の大きさをY軸に位置付けると、リスクが高いものがはっきり見えてきます。つまり、自分に起こりそうで被害が大きそうなものがリスクが高いものになるのです。
 さらには、オンラインゲームやSNSをやめたい時、どう工夫したらよいかについても、子どもたち自身が考えました。アドバイスとしては、「①終わりたい時間の10分前の合図」「②周りの人や時間制限機能に頼る」「③小さい楽しいことを用意しておく」とよいとのことでした。なるほどです。
 さらに、SNSの特性を理解したうえでのリスク回避の必要性も教えて頂きました。SNSの特性としては、「①記録性・・・一度SNSにのせた情報を消すことは難しい」「②特定性・・・情報が組み合わさると個人が特定されやすい」「③拡散性・・・SNSは自分の知らない人にも広がってしまう」があるそうです。このことをよく理解したうえでのリスク回避のポイントは、「①周りの人がどのように写っているか」「②個人情報はあるかどうか」「③悪ふざけの写真は慎重に」でした。どのくらいのリスクがあるかを見積もった上で上手にSNSに発信できるようになってほしいです。
 そして、最後には、悩んだ時・困った時は周りの人(先生や家の人・友達・相談センター)に相談しようということでした。子どもたちには、安全にネット時代を生きていってほしいです。