いっぱいの質問と体験満載の3年生社会見学
12月3日(火)に3年生が、安岐町成久の小玉農園さんと国東市消防署国東本署に社会見学に行きました。教科書や教室では学べないことを、たくさん学ぶことができた社会見学になりました。子どもたちは疑問に思ったことをたくさん質問し、実際に体験することもたくさんできました。
【小玉農園】
小玉農園さんでは、みかんの栽培についてたくさんのことを教えていただきました。小玉さんは以前会社員をされていたそうですが、お子さんに親か働く姿を見せたいという思いから2代目としてみかん栽培を引き継ぐことにしたそうです。小玉農園さんでは、約5000本のみかんの木があり、1年間に50t、サンテナ3000杯分の収穫があるそうです。みかんの苗は植えてから実がなるまで7~10年かかるそうです。まさに手塩にかけて育てたみかんです。みかんを栽培する上で、大事なことは剪定だそうです。毎年収穫量を一定にするために1月~3月にかけて剪定を行うとのことでした。
最後に、子どもたちにみかんのプレゼントがありました。子どもたちは自分が気に入ったみかんをちぎって食べさせてもらいました。おみやげのみかんもいただきました。みかんはちぎってから2~3日後が一番おいしいそうです。きっと、子どもたちは2~3日待ってから食べることでしょう。待ちきれずにその日のうちに食べてしまった子はいないことでしょう(笑)。
私も小玉農園さんのみかんをいただきましたが、とてもあまくておいしかったです。子どもの中には、「世界一おいしいみかん。」と言ってる子もいました。小玉農園さんのみかんは、トキハ、ゆめタウン、国東通販で販売しているそうです。また、国東市のふるさと納税の返礼品に入っているそうです。この近所では購入できない貴重なみかんです。
小玉さんご夫婦のご厚意で、学びの多い、そして楽しい見学になりました。
【お弁当タイム(羽田海岸)】
【国東市消防署国東本署】
午後からは国東市消防署国東本署に見学に行きました。消防士や救急救命士の方々は、出動がない時に消防車や救急車に掲載されている多種多様な道具をスムーズに使えるように、火災を想定した訓練を常に行っているそうです。また、力を使うことが必要になるので、常に身体を鍛えているそうです。人命救助のためには、日頃からの訓練や鍛錬が欠かせないのですね。子どもたちの前で、実際に防火服を着るなどの出動場面を実演してくださいました。わずか1分程度で準備をして出動するスピードはまさにプロフェッショナルでした。
最後に、これまた実際に救急車が消防車に実際に乗せてもらったり、掲載されている道具について一つひとつ丁寧に説明しながら見せていただきました。将来、3年生の子どもたちの中から、消防士や救命救急士が生まれることを期待しています。