閲覧補助
文字サイズ
文字サイズ
アクセス

誰かに任せるのではなく自分たちで考え決めていく平和集会

誰かに任せるのではなく自分たちで考え決めていく平和集会

 5月2日(木)に平和集会を行いました。最初に人権・平和委員会の子どもたちにより「おりとライオン」の読み聞かせがあり、ライオンの変わっていく姿から憲法の役割について考えました。はじめは、みんなのために決まりを作って、次々ともめ事を解決していったライオンでした。大事なポイントは「みんなのために」ということです。でも、ライオンはみんなに頼られたり、褒められたりすると、自分がとてもえらいのだと勘違いするようになりました。そして、終いには、「自分のために」自分の好きなようにしたり、勝手な決まりを作ったりしました。

 校長先生から日本国憲法の前文を紹介し、「私たちが本当に幸せになるような政治がおこなわれるには、私たち自身が考えて物事を決
める力をもつことが大切です。だから、私たちが選んだ代表の人による政治をおこなうことにします。」と子どもたちに伝わるように話しました。国東小学校の子どもたちの代表である児童会の役員たちは、全校のみんなのことをよく考えています。この前、校長先生と児童会の役員が一緒に給食を食べながら、国東小学校をどんな学校にしたいかについて、「自分から考えて行動し、『ありがとう。』があふれる学校にしたい。」「いじめのない仲の良い学校にしたい。」「自分からちょボラができる学校したい。」と自分の考えを自分の言葉で話してくれました。素晴らしいリーダーです。あとは、全校児童がだれか任せにするのではなく、自分たち自身で気づき・考え・行動していくことが素晴らしい学校につながると信じて、試しに「国東小憲法の前文」を作って紹介しました。

【国東小憲法の前文】

「私たちが、本当に幸せになるような学校にするためには、先生方に任せるだけではなく、児童会の代表の人たちと一緒に私たちが考えて ものごとを決める言葉の力をもつことが大切です。」

 誰かに任せるのではなく子どもたち自身の力で、国東小学校をさらにいい学校にしていくことを期待しています。