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はじめての給食(1年生)

はじめての給食(1年生)

 4月12日(金)は、1年生の子どもたちにとっては人生初の学校での給食でした。この日のメニューは、ごはん・ハヤシライス・野菜のカボス和え・お祝いクレープでした。給食は食べることだけでなく、その前後に様々な活動があります。給食前には、エプロンを着る、1階の給食室から教室まで給食を運ぶ(お盆・ご飯の食缶・おかずの食缶・皿のカゴ・牛乳)、食缶から全員分の給食をついで全員に配ることが必要です。さらに、給食後には自分で食器をかごなどに入れ、エプロンを脱ぎ、エプロンを畳み、教室から1階の給食室まで持ってきたものをすべて運ぶなど、たくさんの活動があります。

 日本中の多くの1年生の「はじめての給食」は、だいたい大混乱です。しかし、国東小学校の1年生は違いました。先生が一つ一つの活動の前に、子どもたちに分かりやすく具体的な指示を出し、できた子どもを褒めながら活動を進めていきました。するとなんと混乱なく穏やかに給食の準備ができました。

 食べる前にも、お盆の上の食べ物の置き場所、食べる量の調節の仕方、おかわりの仕方について、常に先生が先回りして具体的な方法をしめしていました。「全部食べれそうにない人は、先に量を減らしてもよいですよ。」の呼びかけにも誰一人手を挙げず、みんなで一緒に「いただきます。」の挨拶をして、ついに「はじめての給食」がやってきました。子どもたちは黙々と、そしておいしそうに口に頬張りながら食べていました。はじめての給食を味わいながら食べていました。結局、ほとんどの子どもたちが残さず食べることができ、早速大物ぶりを披露していました。素敵だったのは、食べ終わった後、外したエプロンを丁寧に畳んでいたところです。

 はじめての給食は大成功でした!!子どもたちのがんばり、そしてその姿を引き出した先生のがんばりに拍手を送ります。