学校寄席授業(落語教室)10.7
10月7日(月)、落語家の「林家たけ平」さんをお招きし、「落語教室」を開催しました。林家たけ平さんは、平成13年に「林家こぶ平(現正蔵)」さんに入門し、平成28年に真打に昇進されました。落語のプロです。
お話が始まる前から、子どもたちのワクワクしている様子が見られ、とても楽しみにしているようでした。
初めに、学校をテーマに一席お話くださいました。このお話だけでも子どもたちは大笑いです。次に座布団についてのお話です。座布団には前と後ろがあることや、「お客様に座布団を出す時は、つながりが切れないように、座布団の前を向けて出すんだよ。」と教えてくれました。次はをおじぎの仕方です。「両手で三角をつくって、その中に鼻を入れるか入れないかぐらいまで頭を下げるのが正しいおじぎです。」と教えてくれ、全校で何度もおじぎの練習をしました。
たけ平さんは、「今日、みんなに学んでほしいことは『想像する力』です。落語は座布団の上から出ないで、色々な場面を表現します。使うものは、扇子と手ぬぐいです。」と言いながら、扇子と手ぬぐいの使い方も教えてくれました。
お団子を食べる様子や、御蕎麦を食べる様子を『想像しながら』、全校で練習しました。みんなうまく表現できていました。一人ひとりお団子の大きさも違うし、御蕎麦のすすり方も違う。そんな一人ひとりの個性が表現され、それをお互いに認め合いながら、笑顔いっぱいの会場となりました。
たけ平さんはこう言っています。「笑いは全てを解決する」。想像することができるようになれば、誰にもやさしい人になれます。笑うことで、イライラしていた気持ちも落ち着いてきます。幸せな1時間をみんなで過ごすことができました。心より感謝申し上げます。