スクールロイヤーいじめ予防授業(4・5年)10.1
10月1日(火)熊谷弁護士さんをお招きし、4・5年生で「いじめ予防授業」を行いました。
はじめに、弁護士のお仕事や法律についての説明がありました。その後、いじめってどんなことなのか、子どもたちから意見を出してもらい、「悪口」「陰口」「無視」「にらむ」「仲間外し」「あおる」「暴力」「ものをかくす・こわす」「責任をなすりつける」「自分にイヤなものをおしつける」等が出されました。たくさん出てきた意見を一つひとつ「これっていじめ?」と子どもたちに問いかけると、「○○はいじめだけど、△△はいじめじゃないと思う。」と考えが分かれたものもありました。そこで、法律「いじめ防止対策推進法」では、いじめをどのように定義しているのか、子どもたちに分かりやすく説明してくれました。
① みなさんが学校や塾、習い事やスポーツクラブなどで知り合う仲間に対し、
② された人の立場からすると、辛い、苦しい、悲しい、さみしいといった体や心の痛みを感じさせることになること。
③ インターネットを利用するものも含むすべてのこと。
「した方のきもち」じゃなくて「された方のきもち」が、いじめかどうかを決めること。した方に悪気がなくても、ふざけてただけでも、ちょっとしただけでも、『された方のきもち』が大切なんだよと教えてくれました。特に、「いやな気持ちになる言葉」を使わないようにすることを習慣づけることが、いじめをなくす第一歩です。言われていやなこと、されていやなことは、すべて「いじめ」となります。「やられたらやり返す」では、なにも解決しないし、いじめもなくならないとも教えてくれました。イラっとした時は、6秒数えて言葉を発すると、「いやな気持ちになる言葉」を言わないようになることも教えてくれました。
今回の「いじめ予防授業」をしっかりと受け止め、「ふわふわ言葉」であふれる安岐中央小学校にしていきましょう。