牧泰濤先生・牧美穂先生「書写教室」(3年)
5月28日(火)の5・6校時に、武蔵町在住の書道家「牧泰濤先生」と「牧美穂先生」を再度お迎えして、3年生対象に「書写教室」を行いました。
遅くなりましたが、3年生は初めての毛筆授業です。「書写の時間だけでなく、どのお勉強も、基本は『しせい』です。」と教えてくださり、座り方を何度も練習しました。次に、いよいよ毛筆用具の出し入れです。小学校での授業時間は45分しかありませんので、準備や後片付けにたくさんの時間を割くことはできません。なるべく早く準備して、次の時間のためになるべく早く片付ける練習もしました。
「何分でできる?」という美穂先生の問いかけに、「1分でできる!」とやる気満々です。初めは1分30秒ぐらいかかっていた子どもも、「次は1分でできるようになりたい」と意欲的に取り組んでいました。
用具の準備・片付けを学んで、いよいよ筆を使って書く学習へとうつります。墨の出し方、筆の持ち方、腕の使い方など一つひとつ丁寧に教えてくださいました。子どもたちも初めての授業で、目を輝かせながら熱心に取り組んでいました。今回は、縦線や横線、曲線などを練習しました。これらの学習が、これから6年生、中学校、高校までつながっていきます。
毎時間の学びをしっかりと定着させ、「学ぶことが楽しい」と思える授業づくりをしていかなければと改めて感じることができた2時間でした。牧先生、ありがとうございました。