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折り鶴を託す会

 5月31日(水)に折り鶴を託す会を行いました。1~5年生が平和を願いながら折った折り鶴(千羽鶴)は、6年生が修学旅行で行く「長崎市の平和公園」にささげ、思いを届けてくれます。

 なぜ6年生が長崎に行くのかというと、それは、今から78年前に、アメリカから原子爆弾を落とされたところが長崎と広島なので、長崎や広島は平和について深く学べる場所だからです。

 核兵器が初めて人に向けて使われたのは1945年8月6日の広島です。そして、核兵器が最後に使われたのはその3日後の8月9日の長崎です。広島も長崎も罪のない人たちが大勢命を落としました。核兵器はあまりにも恐ろしい兵器なので、長崎を最後に、この78年間、一度も核兵器は使われることはありませんでした。

 しかし、今、ロシアがウクライナに対して、核兵器を使うのではないかと世界中の人たちが心配しています。なぜかというと、ロシアのプーチン大統領は、「ロシアは核兵器を含む全ての武器を使う準備ができている。」と言ってウクライナを脅しているからです。

 では、私たちに何ができるでしょうか。ただ心の中で戦争が終わりますようにと願うだけでは戦争は終わりません。その願いを言葉にしたり、行動に表わしたりすることが大切です。その一つが、安岐小のみんなで折り鶴を折って、6年生が長崎に届けることだと思います。
 そして、核兵器の恐ろしさや戦争の恐ろしさをもっともっと学習していかないといけません。6年生にしっかり学んで来てもらって、6年生から教えてもらって学習を深めていきたいと考えています。