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第1回学校運営協議会の開催

第1回学校運営協議会の開催

 5月19日(金)に第1回学校運営協議会を開催しました。学校運営協議会とは、学校・保護者・地域の代表者が集まり、お互いに力を合わせて学校の運営に取り組む「地域とともにある学校」、いわゆるコミュニティ・スクールの中核となる会になります。
 学校運営協議会は、一定の権限と責任を担っています。権限については、以下のとおり三つあります

①学校運営の基本方針を承認する。
②学校運営に関する意見を教育委員会又 は学校(校長)に述べることができる。
③教職員の任用に関して、教育委員会に意 見を述べることができる。

 このような意見表明の権限があると同時に、学校運営に参画するために行動する責任も担っています。コミュニティ・スクールでは、学校運営に地域や保護者の方々の声を積極的に生かすとともに、それぞれが児童の成長のために役割を分担し、お互いにその役割を果たしていく責任があります。その責任を果たすことによって、学校だけでなく、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことができるのです。
 第1回学校運営協議会では、学校から今年度の学校運営の方針や目標及び取組等について(「こころざし№24」や4月28日の保護者会の時にお知らせした内容を中心に)詳しく説明を行いました。そのことを受けて、委員のみなさんから、次のような意見や感想が出されました。

【委員】学校評価の四点セットにある、スマイルタイムとは?
【学校】スマイルタイムは、毎週月曜日の朝の帯時間に設定し、友達同士の絆を深める活動として、人間関係づくりプログラムを実施している。(人間関係づくりプログラムの具体例についての説明)

【委員】スマイルタイムの成果は?                        【学校】いじめの認知件数自体は多いが、これは学校として小さないじめも見逃さないという姿勢の表れであり、子どもたちが友だちのことを気にかけての情報提供もある。成果としては、いじめの解消率が高くなっていることが挙げられる。

【委員】QRコードによる保護者アンケートの回収率低下の原因は?
【学校】教職員の集計作業の効率化を図るために昨年度からアンケートを電子化した。 紙媒体の時は、担任が提出状況を把握しやすいため、児童数分のアンケートが集まるまで呼びかけてきたが、スマホ等からの回答になり担任の把握が難しくなり呼びかけができにくくなったことによる。

【委員】公民館活動はコロナ禍以前に戻す予定であり、十一月に文化祭を実施する予定にしている。ぜひ、子どもたちの習字や絵などの作品を展示し、子どもたちの頑張りを知ってもらう機会にしたいので協力をお願いしたい。

【委員】子どもたちの横断歩道の渡り方で、危険な時がある。学校から指導してもらいたい。

【学校】学校の正門前の花壇について、バスや車が入ってくる際に、正門の真正面にあるため通行しにくい状況にある。ついては、撤去したいがどうだろうか。
【委員】以前は花壇のところにクスノキがあり、学校のシンボルツリーだったが、今は枯渇しているので撤去してもよいのでは。

【委員】初めて学校運営協議会の委員になり、学校の方針や取組等を具体的に知ることができ、学校がしっかりやってくれていることがよくわかった。
【委員】学校がきちんとした方針等を持っていることがわかった。一緒になってやっていきたい。
【委員】委員になり学校の方針等を初めて知った。(この会の趣旨を知って)責任も感じた。
【委員】これまで担任の先生との関わりだけだったが、学校がこんなにも子どものことを考えているとわかった。保護者としてできることを考えたい。
【委員】子どもはいろんな方のサポートがあって育ってきたことを再確認した。委員として責任も感じた。
【委員】この会の内容をもっとオープンにしてはどうか。内容について保護者や地域の方々にお知らせするとよいのでは。

 今回は委員さんから提案があり、会の内容をホームページで紹介しました。今後とも、学校・家庭・地域が連携・協働しながら学校運営を行っていきます。