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たくさんの学び・感動・楽しみがある修学旅行

たくさんの学び・感動・楽しみがある修学旅行

 11月1日(火)と2日(水)に6年生が修学旅行に行ってきました。修学旅行のめあては、「たくさんの学び、たくさんの感動、たくさんの楽しみがある修学旅行にしよう!」でした。

 子どもたちは安岐小学校の代表としての立場を自覚し、常にお手本となる姿を見せてくれました。見学先の方やバスガイドさんからも、子どもたちの態度について、お褒めの言葉をいただきました。子どもたちの力で、まさに学びが多く、楽しみも多い修学旅行にすることができ、めあてを十分達成することができました。

 以下見学場所ごとに様子や写真を紹介しますので、充実した修学旅行を、みなさんも少しですが、疑似体験してみてください。

【大分県埋蔵文化財センター】

 最初の見学地は、大分県埋蔵文化財センターです。平成29年に移転・リニューアルオープンし、その展示規模は国内最大級です。企画展「九州・おおいたの縄文文化」、常設展「Bvngо大友資料館」を両方見学することができました。企画展では、社会の歴史の学習と関連する九州・大分の縄文文化を特徴づける土器や石器といった生活の道具、祭祀や装身具といった多彩な資料を見学しました。子どもたちは熱心に係の方の説明を聞き、しおりにたくさんメモしていました。さすがです。

     

【臼杵石仏】

 次の見学地は、国宝臼杵石仏です。古園石仏大日如来像に代表される国宝臼杵石仏(磨崖仏)は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたそうです。誰がどのような目的で造営したのか、はっきりとしたことは分かっておらず、今もなお多くの謎に包まれています。石仏群は4群に分かれ、地名によって、ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、ホキ石仏第2群、山王山石仏、古園石仏と名づけられています。表情豊かな御仏の姿は、子どもたちの心に、きっとやすらぎを与えてくれたはずです。

     

【1日目の昼食】

 1日目は、石仏観光センターで昼食でした。洋風ランチにうどんも付いていて、いつもの給食より量が多かったにもかかわらず、たくさん食べていました。さらに、おかわり自由だったので、中にはご飯を3杯も食べた頼もしい人もいました。たくさん食べて、たくさん学んだ臼杵石仏でした。

  

【佐伯市平和祈念館やわらぎ】

 平和学習の一環として、佐伯市平和祈念館やわらぎで平和について学びました。佐伯市は、昭和9年に海軍航空隊が設置され、軍都として発展したそうです。この平和祈念館やわらぎは、平成9年に佐伯海軍航空隊兵舎の跡地に開館されました。佐伯湾は真珠湾に地形が似ていたため、真珠湾攻撃前の最後の演習は佐伯湾で行われたそうです。航空隊の開隊から終焉、真珠湾攻撃と佐伯、戦時下の市民のくらし、戦いやまぬ世界などのテーマに沿って、資料や写真などの展示を見学しました。

 子どもたちは、平和な未来を築くために何が大切か、一人ひとりができることを考えてくれたことと思います。

     

【番匠おさかな館】

 番匠おさかな館は、九州屈指の清流「番匠川」をテーマに、身近な自然の大切さを伝える水族館です。番匠川流域に生息する生きものたちと生息環境をリアルに再現した水槽で、番匠川の魅力が伝わってきました。また、世界の熱帯淡水魚を南米・東南アジア・アフリカ・アフリカの湖・オセアニアの、地域ごとに分けて展示されていて、子どもたちは興味津々に見つめていました。

     

【ホテル】

 宿泊場所は、久住高原コテージです。九重連山と阿蘇五岳の雄大な景色に囲まれ、見渡す限りの大自然と澄んだ空気、高原の清々しさの中にあるホテルでした。晩御飯はボリューム満点で、仲間とともに温泉に浸かり、楽しいひと時を過ごしました。朝食のバイキングも食欲旺盛で2日目も元気にスタートしました。

     

【やまなみ牧場】

 2日目の最初の見学場所は、やまなみ牧場です。最初にシープドックショーを見学しました。2匹の犬が広大な牧場でそれぞれ自由に過ごしている5、60頭の羊たちを、みるみるうちに1か所に集め、そのまま移動させたり、ゲートをくぐらせたりと羊飼いさんの指示どおりに思いのまま羊たちを操っている姿は圧巻でした。ショーが終わった後は、羊さんたちと一緒に記念写真を撮りました。羊さんたちは人間には慣れているようでフレンドリーに近づいてくれましたが、私たち人間の方がたくさんの羊たちに囲まれて少々戸惑い気味でした(笑)。

     

【九重“夢”大吊橋】

 2日目の次の見学場所は、九重“夢”大吊橋です。この吊り橋は平成18年に完成しました。完成当時は日本一長い吊り橋だったようです。今でも高さは日本一だそうです。橋から下を見下ろすと、足がすくみそうなくらい高い場所に橋が架かっています。高所恐怖症の子どもは下を見ることなく吊り橋を渡っていました。ちょうど秋の紅葉シーズン真っ盛りで、吊り橋の周りの山々がきれいに色づいていました。

     

【2日目の昼食】

 2日目は、城島高原ホテルで昼食をとりました。メニューはとり天カレーでしたが、いつもにも増して黙食がよくできてきました。修学旅行中4回目の食事になるので、成長の姿か、あるいは少しでも早く食べて城島高原パークでの時間を確保しようと考えたのかは・・・。

  

【城島高原パーク】

 最後の目的地は、子どもたちが一番楽しみにしていた城島高原パークです。班ごとに足取り軽く、木製コースターのジュピター、地上40mから垂直に落下するニュートン、地上30mから水面にめがけて急降下するポセイドン30などの絶叫系アトラクションをはじめ、三次元迷路、ゴーカート、最新のVRコンテンツなどを体験し、仲間とともに城島高原パークを十分満喫することができました。