命の授業(4年生)
10月6日(木)に4年生が命の授業を行いました。この授業のために、国東市医療保健課の藤定さん(助産師)を初め4名の方々、そして、かわいい2名の赤ちゃんとそのお母さんが学校に来てくださいました。
授業のめあては、①「『命の始まり』と、赤ちゃんが生まれるまでや生まれてからのことを知ろう」、②「自分の命と、周りの人の命、何をどうしたら大切にできるかを考えてみよう」です。
藤定さんから、命の誕生、妊婦さんの大変さ、赤ちゃんのお世話などについての話があり、「『自分を大切に』、まずは自分を幸せにすること。」、「『命の時間を大切に』、今この瞬間を大切に生きること。」などについて、子どもたちの心に届けてくれました。
その後、体験活動として、「実際に赤ちゃんの重さの装具をお腹に付ける妊婦体験」や「赤ちゃんの人形の抱っこ体験」、「服・おむつの着せ替え体験」をしました。妊婦体験では、お腹の重さにびっくりしている子どもが多かったです。寝転がってみると、立ち上がるのが難しかったり、どう寝たらいいのか分からなかったりなど、実際に体験してみて気がつくことがあったようです。
それから、なんと本物の赤ちゃんとの触れ合いも行いました。頭をなでたり、抱っこさせてもらったりしました。それまで戸惑っていた子どもたちが、赤ちゃんと接すると優しい顔つきになることがとても素敵でした。
授業を受けた子どもたちから次のような感想が聞かれました。
「今日、体験活動を通して知ったことは、親のおかげで生きているということです。親が出会わなかったら、自分は生きていなかったということが分かりました。なので誕生日には親に感謝の気持ちを伝えようと思いました。」
「自分の親は、苦しいけど、一生懸命私を生んでくれたのがとてもうれしく思った。」
「ぼくは、250兆分の1(の確率)で生まれてるんだなあと思って、すごいと思った。」
「お母さんのおなかから250兆分の1の確率で生まれたから、本当にお母さんはすごいなあと思ったし、自分もすごい貴重な体だなあと思った。」
「私は、今日妊婦体験や赤ちゃんに服を着せたり、赤ちゃんを抱っこしたりしてみました。今日命の大切さを知って生むことをがんばるお母さんがすごいなと思いました。」
「自分が生まれてよかったと思いました。」