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5年生の集団宿泊体験学習(香々地青少年の家)

5年生の集団宿泊体験学習(香々地青少年の家)

 6月22日(水)~23日(木)に、5年生が香々地青少年の家で、1泊2日の集団宿泊体験学習を行いました。

 この体験学習は、「自然環境の中で野外活動や団体宿泊生活を通して、規律・協同・友愛・奉仕等の尊さを体験的に学習するとともに、情操や社会性の涵養を図り、健康でたくましい心身を育成する」ことを目的としています。5年生に安岐小のリーダーとして立派に成長してもらうための学習になります。

 1日目の午前中の体験はオリエンテーリングです。班ごとに、地図を見ながら12個所のポイントを探すというものですが、地図を見るのは結構難しく、なかなかポイントが見つかりませんでした。班対抗なので、他の班に見つけたポイントの場所を教える必要はないのですが、親切な班は他の班にポイントの場所を教えてあげていました。微笑ましい姿でした。

 1日目の午後は、いかだ活動と海水浴です。二人で1台のいかだに乗って、それぞれが持っているオールを漕いで進むのですが、二人の息が合わないとなかなか真っすぐには進みません。協調性が求められる場面でした。いかだに乗った後は、海水浴です。思い思いに泳いだり、潜ったり、水を掛け合ったり、楽しく活動することができました。

 2日目の午前中は磯観察を行いました。磯でいろんな生き物を観察するために捕まえる活動になりますが、みんな狩猟本能をくすぐられるのかどんどん捕獲していきました。小さな魚やエビやカニ、そしてなんとウニも手に入れていました。感心したのは、キャッチ&リリースということで最後は捕まえたものをすべて海に返しましたが、苦労して捕まえたものでも全部返してあげていました。ウニだけは持って食べたいと思った自分が恥ずかしくなりました。

 2日目の午後の最後の活動は、アスレチックです。学校にはない大型遊具がたくさんあり、子どもたちは一つ一つの遊具にチャレンジしていました。暑い中でしたが、最後までみんな元気に活動していました。

 この2日間で、子どもたちが助け合う姿、時間を守る姿、物を大切に使う姿、そして、仲間と楽しむ姿をたくさん見せてくれました。一回り成長した5年生が、これからの学校生活でも香々地で学んだことをしっかり生かしてくれることを期待しています。