「Positive Smile 学び・感動・楽しみ」~6年生修学旅行⑦【被爆者体験講話】~
平和公園での集会の後、被爆者の方の体験講話をお聞きしました。
お話してくださった長野靖男さんは、爆心地から5キロメートル先の福田村(現福田本町)で被爆されました。被爆後、家族でとても苦しい生活をし、修学旅行や高校受験もあきらめたと話されていました。社会人になり三菱重工の造船マンとして働きながら音楽活動を続け、1985年に出会った長崎の被爆者、車いすで平和を訴え続けた渡辺千恵子さんの壮絶な人生についてお話してくださいました。












長野さんは「私が一番伝えたいこと」と、子どもたちに言いました。
「君たちの未来は核兵器のない平和な未来になる希望に満ちている 目の前の困難に立ち向かい克服する中で 強く美しくなっていく 未来は若者のもの 平和な未来をつくるのは若者の力にかかっている 未来が平和になるよう 心の美しい人間になるよう 努力してください」
長野さんの講話の後、代表の6年生がお礼の言葉を述べました。「一生懸命勉強をしてきたと思っていたけど、まだまだ知らないことばかりでした。」
長野さんのお話は、6年生の子どもたちの心に深く刻まれたと思います。