いつ起こるかわからない地震 ～地震体験車「ユレルンダー」～

　９月４日（水）、３,４年生が防災の学習で、地震体験車「ユレルンダー」を体験しました。地震体験車とは、地震の揺れを実際に体験することができる車両のことです。県では、南海トラフ巨大地震等に備え、地震発生時の安全確保や津波からの早期避難、住宅の耐震化や家具の固定等の地震防災対策を推進するために、地震体験車「ユレルンダー」を貸し出しており、学校での活用を申請しました。

　今回、国東消防署の手嶋さんと藤本さんがユレルンダーで訪れ、３,４年生に指導してくださいました。

　

　ユレルンダーは、震度２から７までの８段階の揺れが体験できます。３,４年生は震度５の揺れを体験しました。

　ユレルンダーで地震の揺れを体験した後、消防署の手嶋さんが子どもたちの質問に答えてくれました。

「地震はなぜ起きるのですか？」難しい質問です。

「日本は島で、プレートがお皿みたいに地球にのってる。地球の上にはいくつもお皿があるんだけど、それが少しずつ動いて、お皿の下にお皿が入り込んで押し合ってずれることで地震が起きるんだよ」消防署の手嶋さんの説明を子どもたちは真剣に聞いていました。

　８月に起きた地震や台風などの災害を通し、いつ起こるかわからない地震について備えることの必要感を一層感じています。正しい知識と情報をもち、普段から備えることの大切さをこれからも学習を進めていきたいと思います。