小学校教科担任制公開授業研究会

　１０月３１日（火）に教科担任制公開授業研究会を行いました。安岐小が教科担任制を導入してから今年度で５年目を迎えていますが、導入の目的は、４つあります。

　まず１つ目の目的は、学習指導の充実です。これについては、これまでの学力調査の結果を見てみると、高学年になって学力が伸びる傾向にあります。これが、一つの成果だと受け止めています。

　次に２つ目の目的は、生徒指導の充実です。このことについては、高学年部の教員が複数で組織的な指導を行うことにより、生活面での向上が見られ、５・６年生が全校児童のよきお手本となってくれています。

　３つ目の目的は、中学校への円滑な移行です。卒業した子どもの声を聞くと、中学校で教科ごとに先生が変わることについて、まったく違和感はないとのことです。

　４つ目の目的は、学年部のチーム力の向上です。このことについては、高学年部だけでなく、低学年部、中学年部も組織として機能し、学年部による教育活動を推進しています。２週間に１回学年部会を開くとともに、日常的な打ち合わせや相談を行っています。さらに、子どもが主体的に参加する学年部集会を月に１回開催しています。

　このように、教科担任制をいろんな形で生かしているところです。