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4年生社会見学(クリーンセンター・七島藺振興会)

4年生社会見学(クリーンセンター・七島藺振興会)

 10月19日(木)に、4年生が社会見学でクリーンセンターと七島藺振興会に行ってきました。

 ご存じの通り、クリーンセンターは国東市内の家庭から出る可燃ゴミを安全に燃やしたり、不燃・粗大ゴミ等から資源物を回収し、リサイクル資源として有効活用する施設です。今から24年前の平成11年(1999年)から、私たちが出したごみを処理してくれています。可燃ゴミは1日31トン、不燃ゴミは1日7トンまで処理できるそうです。ゴミを処理するために1年間で3億5,140万円かかるので、市民一人当たり約13,500円かかったことになるそうです。少しでもゴミを減らしたいものですね。そのためには、ゴミの分別をしっかり行って、なるべくリサイクルしていくとよいですね。

 子どもたちは詳しい説明を聞いた後、実際にセンター内を見学させてもらいました。代表の子どもはUFOキャッチャーのような機械でゴミを混ぜる作業を体験させてもらいました。

 クリーンせんーたの後はお昼ごはんです。羽田海岸でお弁当を食べましたが、天気もよく満腹になった後は砂浜で楽しく遊んでいました。

 次に、七島藺振興会に見学に行きました。場所は旧西武蔵小学校になります。七島藺はかつては国東半島だけでなく県内いたろところで栽培されていましたが、今では安岐町だけになりました。この状況を変えようと、平成22年から「くにさき七島藺振興会」が発足したのです。七島藺は、いぐさに比べて強靭性に富み、5~6倍の強さを持っているそうです。したがって、耐久性に優れています。また、火気にも強くいぐさと比較して2倍以上の耐焦性があるようです。1964年の東京オリンピックの柔道会場の畳は七島藺が使われていたことは有名です。

 子どもたちは七島藺の歴史について学び、今では安岐町の特産物である七島藺のことを身近に感じたようです。見学の後は、七島藺を使ったミサンガづくりを体験しました。悪戦苦闘しながらもオリジナルのミサンガが完成ました。

 クリーンセンターでも七島藺振興会でも靴を脱いで上がったのですが、脱いだ靴がきれいにそろえられていて気持ちよかったです。4年生の子どもたち、さすがです!