学びの多い社会見学(5年生)
11月4日(金)に、5年生が社会見学に行きました。見学先は、弥生のムラと梅園資料館です。途中、行入ダムにも少し寄って見学しました。
【弥生のムラ】
弥生のムラでは、竪穴式住居、高床式住居、高床式倉庫に入らせてもらい、中をじっくり見学することができました。その後、歴史体験学習館の中で弥生土器などの展示物について説明を受けながらじっくり見学させてもらいました。最後に勾玉を作りましたが、子どもたちは熱心にやすりで磨き滑らかな手触りの良い勾玉を作ることができました。完成した勾玉を早速首からかけて、嬉しそうにしている姿が印象的でした。中には、おばあちゃんが病気にならないようプレゼントするという子どももいて、あったかい気持ちになりました。きっと、おばあちゃんは喜んでくれることでしょう。
【梅園資料館】
午後からは梅園資料館に行きました。三浦梅園先生の生家に上がらせてもらいお宅を拝見しました。これまで生家と思っていましたが、実は生まれた家ではなく、現存している家は生まれた後に立て直して出来た家なので、厳密に言うと生家ではなく旧宅になるとのことでした。梅園資料館では、梅園先生が子どもの頃の様子について、映像でわかりやすく教えてもらい、その後資料館の中の展示品を見学させてもらいました。最後に、階段をかなり登って梅園先生のお墓にお参りしてきました。梅園資料館の館長さんから、詳しい話をたくさん聞かせていただきました。ありがとうございました。
自然のあらゆることが不思議でしょうがなかった梅園先生、意味のわからない言葉は山を越えて隣村(朝来村)の西白寺まで調べに行っていた梅園先生、他人の不幸を黙って見てはおれなかった梅園先生の姿から、私たちは多くのことを学ぶことができました。