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小学校教科担任制公開授業研究会

小学校教科担任制公開授業研究会

 10月28日(金)に、市内小・中学校の先生方をお招きして、小学校教科担任制公開授業研究会を行いました。

 本校が5・6年生を中心に教科担任制を取り入れてから、今年度で4年目を迎えています。今年度からは全国的にも小学校の教科担任制が導入されるようになりました。文科省の方針では、小学校教科担任制の対象教科として、実験や観察がある理科、つまずく児童が多い算数、新たに教科になった外国語、そして、担任の負担を軽減するために体育が位置付けられています。
 本校では、この4教科はもちろん、その他の国語や社会、図工、家庭科、音楽も教科担任制で授業を行っています。
 さらに、学級の児童数が5年生は42人、6年生は38人であり、ともに大人数の学級なので、国語・算数・理科・社会については、学級を2つのグループに分けて少人数で授業を行っています。5・6年生ともに2グループに分けて授業をすることは、担当の教員にとっては授業時数が増え、かなりたいへんなことですが、子どもたちのために少しでもきめ細やかな授業を展開しようと努力しています。
 今年度の成果として、子どもたちのアンケート結果では、「授業の内容は理解できていますか?」の質問に「はい」と答えている児童が5・6年生ともに年度当初より増えています。さらに、アンケートに書かれた子どもたちや保護者の意見として、「いろいろな先生に教えてもらえて楽しいと言っています。」などの肯定的な声がたくさん聞かれています。これらのことが、何よりの成果だと受け止めています。