災害が起きる前に ～引き渡し訓練～

８月１７日（日）、奉仕作業を行いました。安岐小学校では毎年夏休みに、草刈りなどの奉仕作業を保護者の方々と一緒に取り組んでいます。今年は、全校児童も参加して奉仕作業を行い、その後、災害が起きた場合の保護者の方への引き渡し訓練を行いました。

６：３０にグラウンドに集合し、区域に分かれて作業をしました。運動場の側溝に溜まった砂を取り出したり、校舎や体育館裏に茂った草を草刈り機で刈ったり、普段手の届かない教室や廊下の窓ガラスを磨いたりと、お家の方々のパワーはすごいです。始まってから約１時間で、校内の気になるところを全て作業することができました。

奉仕作業が終わってから、児童は体育館に避難し、保護者の方の迎えを待ちます。この日は、NTTの許諾を得て「災害伝言ダイヤル」を利用し、実際に保護者の方に伝言ダイヤルで安岐小学校のメッセージを確認してから、体育館へ児童の引き取りに来てもらいました。初めての引き渡し訓練でしたが、お家の方にご協力いただき、スムーズにお子さんの引き渡しを進めることができました。

災害に備えたマニュアルを踏まえ、実際に訓練してみることで、災害が起きる前に備えることの大切さを改めて感じました。この日は早朝、地震が起き、揺れを感じた人もいました。災害で被害が生じる可能性を少しでも低くするために、日頃からの防災意識をこれからも高めていきたいと思います。