川舟祭りのひみつ ~3年生総合学習~
6月26日(木)、賀茂神社の宮司である水口さんをゲストティーチャーに迎え、3年生が「川舟祭り」について教えていただきました。コロナで中止されていた川舟祭は、令和5年にまた開催され、安岐小の子どもたちも楽しみにしているお祭りです。
水口先生から、川舟祭のことをどれくらい知っているかたずねられ、知っていることを発表する3年生。「なぜ、陸ではなく海(川)を行くのか」「100年前の祭と何が違うのか」と問いかけられ、川舟祭の起こりや変遷について、分かりやすく教えていただきました。
川舟祭は、文化12年(1815年)に、海上安全、大漁、商売繁盛を祈願し、住吉様の夏祭りとして始まりました。現在は賀茂神社横に住吉様をお祀りしていますが、その昔は現在の安岐川河口付近に中州があり、そこに住吉様が祀られていました。文化12年(1815年)に、海上安全、大漁、商売繁盛を祈願し、住吉様の夏祭りとして始まりました。旧暦の6月29日の満潮の頃、篝火(かがりび)をたき、人々の安寧を願い、舟から川に飛び込み禊を行います。御下りでは毛槍のお練と御神輿の神幸が夜更けまで行われます。














今年の川舟祭は8月22日(金)で、この日は旧暦の6月29日大潮の日にあたり、飛び込んでもけがをしない日といわれています。安岐小では、安岐文化財愛護少年団として、「子ども毛槍」と「お囃子(コンチキチン)」のメンバーを募集しています。
水口先生からも、「毛槍の人たちは祭の最後にくる人気者。ぜひ子ども毛槍をやってみてください」と地域の行事に参加することの大切さについて呼びかけられました。