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ヤギの「がんちゃん」が草刈り作業に協力

ヤギの「がんちゃん」が草刈り作業に協力

 今年の夏は猛暑で9月も真夏の暑さが続いたせいか、8月20日(日)の奉仕作業で保護者のみなさんにきれいに草刈りをしてもらった後もどんどん草が伸びていきました。
 朝ドラ「らんまん」で有名になった植物学者の牧野富太郎氏は「雑草という名の草はない。」と言いどんな草花も愛していましたが、雑草があまりに伸びすぎるのも困ったものです。
 そこで、下原の三角池付近でヤギを飼育されている松田茂さんにお願いして、ヤギに学校に来てもらって、草を食べてもらうことにしました。ヤギの名前は「がんちゃん」です。草をよく食べるお利口で穏やかな性格の一歳半の雄のヤギです。私が近づくとすり寄ってきて顔をスリスリしてきます。私がやぎ座生まれだからでしょうか?いいえ、誰にもでもすり寄る人懐っこい「がんちゃん」です。
 休み時間になると、子どもたちが「がんちゃん」に会いにやってきます。子どもたちに大人気の「がんちゃん」ですが、大勢の子どもたちがやってきても、ものおじすることなく悠々自適に過ごしています。子どもたちがいなくなると、寂しいのか、「メー、メー」と鳴き出します。
 学校の雑草をひとつ残らず全部食べてくれることを願って、これからも学校に来てもらうことにしました。
 ①学校にとっては雑草が無くなり、②子どもたちも喜んでくれ、③「がんちゃん」にとっては新鮮な草をたくさん食べられて、まさに近江商人の「三方よし」?です。