野矢っ子探検隊
9月16日に「野矢っ子探検隊」を行いました。毎年行われる、親子行事で様々な体験活動を行っています。PTA研修部が中心になり、準備をしていただきました。今年度は、水鉄砲つくり、ヤマメのつかみ取りが中心でした。水鉄砲つくりでは竹の棒に布を巻き作りましたが、どの親子も苦戦していました。ほとんど親が中心に作った親子もありましたが、親子で話をしながら、「あーでもない、こーでもない」と工夫しながら作る姿が多く見られました。最終的には、ほとんどの児童が運動場を駆け回りながら、水を掛け合っていました。
その後、ヤマメの養殖をしている平さんに、ヤマメ養殖を野矢で始めたきっかけや自然を大切にすることなどについて話をしていただきました。また、平さんにヤマメを約70匹寄贈していただき、プールを使用してつかみ取りをしました。子どもたちはみんな楽しそうにしていました。水害でプールが使えなかったのですが、この笑顔を見ているとプールの早期復旧に尽力をしていただいた、教育委員会や役場の方々に心から感謝したいと思いました。捕まえたヤマメは、昼食時に塩焼きにしていただきましたが、骨まで食べられるほど柔らかく美味しいヤマメでした。ほとんどの子どもが、美味しいといってすべて食べていました。最後に平さんに感謝の手紙を書き、野矢っ子探検隊を終了しました。
昔は、魚釣りや魚のつかみ取りも、竹で水鉄砲や竹とんぼ、竹馬など作ることなどは家で普通に行っていました。しかし、今はそういった体験もなかなかできなくなりました。しまし、野矢小学校では、こういった体験をPTAの協力で実施できています。コロナ後は学校行事の見直しが行われ簡素化されていますが、野矢っ子探検隊を通して、子どもたちの成長にとって大切なことは何なのかといったことを考えました。また、地域の方や保護者の支援のありがたさも実感しました。今後も子どもの成長を忘れることなく、様々な取り組みを行っていきたいと思います。平さん、研修部の皆さん本当にありがとうございました。