3年 円の学習の最初の時間
中心から等しい距離にある点の集合でできる線を円という。なんだかややこしいですが、これが円の定義です。
3年生ではこんな難しい表現はしませんが、中心から同じ距離であるということは子どもたちはなんとなく分かっています。
それを認識してもらうために、異なる距離から輪投げをしている図を見せて、「公平に輪投げをするにはどんな工夫が必要だろう」と問いかけ、考えた工夫を実際にやってみました。あ~じゃない、こ~じゃない、といろいろ工夫しながら最後にはどのグループも円を描くことに到達していました。子どもたちのあ~じゃない、こ~じゃないの活動がとてもほほえましかったです。
担任は一切「円」とは口にしていないのに、最後のまとめで「今日は何の勉強だった?」と聞くと一斉に「円!」と返ってきたので、子どもたちはしっかり意識していたのだなと感心しました。