感動の大運動会 その2
子どもたちの一生懸命な姿、楽しそうな笑顔に感動した大運動会でしたが、実はそれだけではない、感動がありました。
6年生の徒競走で赤組の児童が途中で転んでしまいました。その子は最後まであきらめず走りぬきました。その姿は立派だったのですが、競技終了後、白組の団長から「小学校最後の運動会なので、もう一度走らせてほしい」と申し出がありました。
転んでしまった子の、それも相手側の赤組の子の気持ちを考えて校長に訴えてきた行動に感動し、エキシビジョンとしてもう一度走ることを許可しました。
閉会式ではがんばってきた両組の全員にお礼の気持ちを伝えた両組の団長の感想発表が大変すばらしく、こちらにも感動しました。
運動会終了後、「勝ち負けを超えたものがあった」「心が洗われた」という保護者の声が漏れ聞こえてきて、私も子どもたちのすばらしさに脱帽の運動会でした。