241210
5月下旬に試行し始めた欠席遅刻連絡フォーム。欠席遅刻の連絡を、電話だけではなく、スマホ等の電子機器からもしていただけるようにしたもの。今は本格運用中。保護者には時間を気にせず連絡できるメリット、学校には電話を取らずに連絡を受け取れるメリットがあります。もちろん、必要なときは電話連絡をしていただきますし、学校からも電話連絡をします。電話と電子機器、それぞれの良さを享受しています。ただ、課題はあります。欠席遅刻連絡フォームの内容が曖昧で、折り返し電話をしても電話がつながらない問題。この問題の解決策は、欠席連絡フォームを止めて全て電話に戻すことでしょうか。欠席遅刻連絡の9割以上は電話ではなく、欠席連絡フォームでいただきます。この事実が、欠席連絡システムのメリットを物語っています。後戻りしている場合ではありません。欠席連絡フォームで曖昧な連絡しかいただけない場合は、具体的な連絡をお願いし、それでも伝わらない保護者には、電話連絡をお願いすることにしました。ある一部の問題の解決策として、全てを電話連絡に戻すのはナンセンスです。そもそも、欠席連絡フォームは働き方改革のひとつとしてやり始めたこと。これにより、教頭先生の出勤時刻を遅くすることができました。カッターナイフでけがをした従業員が二人出た瞬間に、全社でカッターナイフの使用を禁止した会社がありました。果たして、それが適切な解決策でしょうか。道具が悪いのではなく、使い方が悪いのです。今のAI、SNSも同じ。AI、SNSは禁止する、それでは解決策になりません。時代は逆行しないのです。問題があれば即禁止、AIでもそんな解決策は提示しません。AIに負けている場合ではありません。人として、適切な解決策を考えたいものです。(ひとことが、長くなってすみません。)