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見通しを持つことはとても大切なこと。小学校の先に、中学校、高校があり、やがて社会に出て働くようになります。すべてつながっています。だから、キャリア教育が大切です。自分の将来のことを考えると、自分にとってどういう学びが必要になるかを考えるようになり、きっと学びのモチベーションは上がります。小学校の教員の立場からは、中学校、高校は、どういう児童の育成を望んでいるのかを把握することも大切。運良く、中学校の授業と高校の授業を見させていただく機会に恵まれました。日頃は、滅多に見ることができません。わくわくしながら、授業を参観しに行きました。中学三年生の国語と高校一年生の数学。小学校でも大切にしている交流とふり返りは、中学校と高校では、各段にレベルが上がっていました。交流では、自分では考えが整理できていない生徒が、他の生徒の意見を踏まえて、同じですと言うのではなく、自分の言葉で再整理して発話する姿、再思考する姿がありました。交流の醍醐味と感じました。ふり返りでは、タブレットを利用して、時系列的に自分のふり返りを書き溜めていき、いつでも自分の変容を確認できる点と、他の人のふり返りも確認できること、それにより再思考できる点が、優れいると感じました。小学校の場合は、ふり返りをふり返ることが、まだまだうまく機能しているとは言えません。よくわかりました、うれしかったです、など、具体性のないふり返りが多いことも課題です。ただ書けばいいというものではないこと、後でふり返りができるふり返りを書くことを、伝えていく必要があります。