【校長コラム No.14 評価】
個人でも組織でも,目標を設定することは,とても大切です.たまに,目標など必要ないという人に遭遇します.びっくり仰天です.人は極めて怠惰な生き物です.目標なしに,高い山に登ることができるでしょうか.成長し続けたいと考える人は,やはり,目標を設定することを強くお勧めします.次に大切なことは,目標達成に向けた取組みを評価することです.目標に対して,きちんと取り組めたか,成果を獲得できたかを評価することで,次の目標と具体的な取組みを考えることができます.成果を確実に獲得している人は,がんばれば達成できる目標を設定し,比較的短いサイクルで評価し,反省をしながら少しずつ目標を高めていることがわかります.これを実現するには,自分で自分を正しく評価する必要があります.評価する力も,大切な能力のひとつなのです.ただし,客観的な評価は,人がします.ここは,間違えてはいけません.自己肯定感が高いことと,自己評価が甘いことは,別のことです.自分が評価されないのは評価する人に,評価能力がないから.そんなことを言っても,何も始まりません.評価は人がするのです.