よりよい答えを求める2学期に ― 2学期始業式 ―
8月25日(火)、2学期始業式を行いました。
長い夏休みが終わり、学校に子どもたちの元気な声が戻ってきました。始業式では、現在行われている校内のトイレ改修工事を話題にしながら、本校が大切にしている「真実」について話しました。
「真実」とは、一つの答えを見つけて終わることではなく、いろいろなことに目を向けながら、よりよい答えを求めていくことです。
2学期には、運動会をはじめ、さまざまな学習や行事があります。子どもたち一人一人が、「ほかに大切なことはないかな」「別の見方はできないかな」「もっとよい答えはないかな」と考えながら、2学期の学校生活を充実させていくことを願っています。

みなさん、おはようございます。
長い夏休みが終わり、今日から2学期が始まります。
また、みなさんの元気な顔を見ることができて、うれしく思います。
さて、今、高瀬小学校では、トイレを新しくする工事が行われています。
校長先生は、工事の様子を見ていて、一つ気になったことがありました。

トイレを新しくすることが目的なのに、なぜ、廊下や階段まで、こんなに丁寧に守っているのでしょう。
廊下や階段には、傷や汚れがつかないように、しっかりとシートなどが敷かれています。
工事をしている場所には、間違って入らないように、立入禁止のバーも置かれています。なぜでしょう。

そうですね。工事をしている方々は、「トイレを新しくすれば、それでよい」とは考えていないのだと思います。
トイレを新しくすること。
廊下や階段を傷つけないこと。
みなさんが安全に学校生活を送れること。
いろいろなことに目を向けながら、「どうするのが、よりよいだろう」と考えて工事をしてくださっています。

校長先生は、これを見ていて、「これは、高瀬小学校で大切にしている『真実』と同じだな」と思いました。
高瀬小学校でいう「真実」とは、一つの答えを見つけて終わることではありません。よりよい答えを求めることです。
そのためには、一つのことだけを見ていては、なかなかよりよい答えにはたどり着きません。
「ほかに大切なことはないかな」
「別の見方をすると、どうかな」
「もっとよい方法はないかな」
そんなふうに、いろいろなことに目を向けて考えることが大切です。

例えば、2学期には運動会があります。
「自分たちの組が勝つには、どうしたらよいだろう」と考えることも大切です。
でも、それだけでしょうか。
どうすれば、自分の出番ではないときも楽しめるのか。
どうすれば、勝った人も負けた人も「がんばってよかった」と思えるのか。
どうすれば、おうちの人から「いい運動会だったね」と言ってもらえるのか。
一つのことだけでなく、いろいろなことに目を向けて考えることで、もっとよい運動会の答えが見つかるかもしれません。

工事をしている方々が、トイレだけでなく、廊下や階段、そして学校で生活するみなさんのことまで考えて仕事をしているように、みなさんも2学期は、一つのことだけでなく、いろいろなことに目を向けて、よりよい答えを求めてほしいと思います。
最初に思いついた答えで終わらない。
「ほかに大切なことはないかな」
「別の見方はできないかな」
「もっとよい答えはないかな」
そんな問いをもちながら、2学期も学んでいきましょう。
2学期、みなさんの「真実」の力が、さらに大きく育っていくことを楽しみにしています。
これで、校長先生のお話を終わります。