5年生 説得力のある意見文を書いて校長先生に提案しよう
5年生の国語科では、「学校生活での要望をまとめ、校長先生あてに意見文を書く」という学習に取り組みました。
子どもたちは、学校生活の中で感じていることをもとに、考えた理由や具体的な例を挙げながら、自分の意見を文章にまとめました。
提出された意見文の中から、特に説得力のあるものについては、校長が他の教職員や育友会役員の皆さんに紹介し、内容について検討していく予定です。
自分たちの声が学校づくりにつながるかもしれない学びとして、5年生が真剣に取り組んだ作文です。
以下、作文を紹介します。
5年 酒井 心
私は、宿題を減らしてほしいと強く考えます。
その理由は、宿題を「やらされている」という意識が強くなると、勉強が嫌いになったり、ストレスになったりするかもしれないからです。また、宿題を減らすことで丸つけの時間が減り、先生と子どもとの関係がより深まると思います。
たとえば、家で洗濯物をたたんだり、お風呂掃除をしたり、米を炊いたりといった家事をしなければならない子どももいます。そのような場合、宿題をする時間がなく、「やりたいけれどできない」「遊びたい」という声が出てくることもあります。
一方で、「宿題を減らすと学力が下がるのではないか」と心配する人もいるでしょう。しかし、子どもたちが自分で学びたいことを見つけ、自分のペースで学ぶことが大切だと考えます。
高瀬小学校には「すぎのこ」や「あおば」など、自分に合った学習に取り組む場があります。難しい問題に挑戦したい人は難しいものを、簡単なものから取り組みたい人は無理のない内容を選び、できるようになったら少しずつレベルを上げていけばよいと思います。
このように、自分に合ったペースで学ぶことで学校生活も楽しくなるので、私は宿題を減らしてほしいと考えます。
5年 西邑 美都
私は、週に1回、午前授業をオンラインで行う日を作りたいと考えます。理由は、熱やインフルエンザなどの感染を防ぎながら学習できるからです。
一つ目の理由は、発熱やインフルエンザでなくても、鼻水や咳がひどいときや家庭の事情で学校に行けないときでも、オンライン授業なら周りを気にせずに勉強ができるからです。体調が悪くて休んだときに、「みんなは先に進んでいる」と不安になることがありますが、オンライン授業なら授業についていくことができます。咳が出る場合でも、先生が話しているときはミュートにすればよいと思います。
二つ目の理由は、授業を録画できることです。聞き逃したところを何度でも見直すことができ、親に見てもらって教えてもらうこともできます。そのため、自分のペースで学習ができます。
一方で、「隠れてさぼる人がいるのではないか」「友達に会えないのは悲しい」という意見もあるでしょう。しかし、先生の画面にはみんなが映るので、さぼることは難しいと思います。また、週に1回だけなので、ほかの日には友達と会うことができます。
このような理由から、私は週に1回のオンライン授業を行うとよいと考えます。
5年 石井 日々昇
ぼくは、午前中の授業だけの日をつくるとよいと考えました。
理由は、先生の時間に余裕ができたり、児童のやる気が高まったりするからです。いつも5時間や6時間の授業が続くと、疲れてしまうことがあります。たまにでも4時間の午前中の授業だけの日があると助かる人もいると思います。
一方で、「午後にゲームや動画ばかりしてしまうのではないか」という意見もあるでしょう。しかし、キュビナのワークブックなどを使って復習をすれば、午後に授業がなくても学習を続けることができます。
このように、午前中の授業だけでも工夫すれば学習はできるので、午前中の授業だけの日をつくるとよいと考えます。
5年 江藤 侑利奈
私は、他の小学校との交流が必要だと考えます。
他の小学校と交流すると、勉強方法を交換することができます。自分に合った勉強方法を知ることで、「このやり方を試してみよう」「自分に合う方法を探してみよう」と思えるようになります。また、インターネットで調べたところ、高学年での交流はリーダーシップを育てるチャンスになるという結果もありました。
さらに、他の小学校の人と関わることで、中学校に進学した後も安心できるようになります。
一方で、「他の小学校ではなく、他の学年と交流すればよいのではないか」と考える人もいるでしょう。しかし、学年が違うと勉強の内容が合わず、自分に合った学びにならないことがあります。もし内容がずれていた場合でも、そのときの覚え方を教えてもらえばよいと思います。
このような理由から、私は他の小学校との交流を行うことが大切だと考えます。