気持ちに寄り添いながら伝えた 鼓笛パート第1次審査の結果発表
11月26日(水)、来年度の鼓笛隊に向けて、5年生のパート第1次審査結果を発表しました。
子どもたちの気持ちに寄り添うため、鼓笛担当の先生が一人ひとりと個人面談を行い、オーディション時の様子を振り返りながら、ていねいに結果を伝えました。
面談から戻ってくる子どもたちの表情は、まさに十人十色でした。
希望のパートに決まり、少し誇らしげに微笑む子ども。
思わず息をのむように、静かに結果を受けとめる子ども。
そして、友だちが希望したパートに届かなかったことを聞き、そっと涙をこぼす子どもの姿もありました。
それだけ、子どもたち一人ひとりが強い思いでオーディションに臨んだのだと、あらためて感じさせられました。

今年は人気のパートに希望が集中し、第1希望の楽器になれなかった子どもが全体の3割ほどいます。
悔しい気持ちがすぐに晴れるわけではありませんが、担当の先生は、それぞれのよさや成長をしっかりと伝え、今後の練習に向けて励ましの言葉を添えています。
鼓笛隊は、どの楽器が欠けても成り立たない「みんなでつくる音楽」です。
子どもたちは、「次はこの楽器に挑戦しよう」と、第2次審査に向けて少しずつ前を向き始めています。
これからの練習を通して、自分の音を仲間の音に重ね、心を一つに奏でていく喜びを味わってほしいと思います。
保護者の皆様には、引き続き温かな見守りと励ましをお願いいたします。