歴史を伝える大正の門柱
9月30日(火)、前庭の工事が進むなかで、大正7年(1918年)に建立された学校の門柱を立て直しました。
この門柱は、当時3名の方々からのご寄付によって建てられたものです。
昭和45年、正門前の道路拡張に伴い、新しい門柱が設置されました。この新しい門柱もまた、地域の方のご寄付によって建てられたものです。その際、旧門柱は学校の前庭に移されました。
3本あった旧門柱のうち1本は折れてしまい、長らく横倒しのまま置かれていましたが、このたび歴史を伝えるモニュメントとして立て直しました。
大正の時代に、これほど大きな石を運び据えたことを思うと、当時のご苦労が偲ばれます。今ではなかなか手に入らない石であり、歴史を物語る貴重なものとして、前庭に新たな姿を見せています。
150周年を迎える学校の歩みを象徴する存在として、これからも子どもたちや地域の皆さまとともに大切にしていきます。



