ともに学ぶ力を大きく育てる2学期に
夏休みを終え、いよいよ2学期が始まりました。
高瀬っ子たちは、それぞれの家庭や地域で多くの経験を積み、元気に登校してきました。
始業式では、これからの学期に向けて、子どもたちに次のようなお話をしました。

みなさん、おはようございます。
長い夏休みが終わり、今日から2学期が始まります。
元気にそろったみなさんの顔を見ることができて、とてもうれしく思います。

さて、1学期は「ともに学ぶ」姿がたくさん見られましたね、というお話を校長先生からしました。

全校のみんなにたずねたアンケートでも、「だれとでも協力できた」と答えた人がたくさんいました。みんなが協力し合えることは、高瀬小学校のすばらしい力です。

そのアンケートでは、「運動が好き」と答えた人がとても多いこともわかりました。
2学期は運動会がありますね。全校で力を合わせる運動会は、「ともに学ぶ」ことが目に見える大きな行事です。練習の中で友だちと工夫したり励まし合ったりしながら、「協同の力」をもっと大きく育てていってほしいと思います。

一方で、「国語が好き」「算数が好き」と答えた人は、他の質問に比べて少なめでした。
これは、これからもっと増やしていきたいところです。

校長先生は子どものころ、わからないことがあるとむずむずして落ち着かず、すぐに友だちや先生にたずねていました。
そして、わかったときには心がはずんで、勉強がどんどん好きになっていきました。

わからないことを、「わからない」と言うのは勇気がいることです。
でも、そのままにせず先生や友だちにたずねれば、「そうか!」とわかる楽しさに出会えます。
勇気を出してたずねたり、自分の考えを伝えたりすることで勉強はもっと楽しくなり、協力する中で自分のよさにも気づけます。
これこそが「協同」、つまり「ともに学ぶこと」です。

2学期は、運動会をはじめ、学習や行事がいちばん充実する学期です。
1学期に育てた「ともに学ぶ力」を、2学期にはさらに広げ、深めていきましょう。
協力し合えば、国語も算数も運動会も、もっと楽しくなり、自信につながっていきます。

そして今年は、創立150周年という特別な節目を迎える2学期でもあります。
長い歴史をつないできた先輩たちのように、みなさんも友だちとともに学び、協力し合って、この特別な学期を過ごしてください。 みなさんの学びがさらに深まり、成長する姿を、先生たちも応援しています。
これで、校長先生のお話を終わります。
長い夏休みを終え、子どもたちは元気いっぱいに登校し、2学期が始まりました。
2学期は、創立150周年記念式典をはじめ、運動会や高瀬っ子フェスティバルなど、多くの学習や行事に取り組む、最も充実した学期となります。
子どもたちが「よりよい答えを求めて、ともに学び続ける」姿をさらに広げ、深めていけるよう、教職員一同努めてまいります。
引き続き、あたたかいご支援を賜りますようお願い申し上げます。