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地域とともに、子どもたちを育てるために ― 育友会主催 町内懇談会 ―

地域とともに、子どもたちを育てるために ― 育友会主催 町内懇談会 ―

7月22日(火)は上野町と銭渕町、23日(水)は大日町と琴平町において、育友会主催による町内懇談会を開催しました。

各会場には、自治会の役員の皆さま、民生委員の皆さま、杉の子パトロールの皆さま、そして保護者の方々がご参加くださり、地域ぐるみで子どもたちの安全・安心を支えるための意見交換が行われました。

当日は、育友会と学校から今年度の方針や取組について説明を行うとともに、通学路の危険個所や地域の子ども連絡所の確認も行いました。
参加された皆さまからは、日ごろの子どもたちの様子を踏まえた多くのご意見やご提案をいただきました。

あいさつの習慣について

「地域の方に元気な声であいさつをしてくれると、うれしい」というご意見をいただきました。
私自身もまったく同じ思いです。とくに毎朝、登下校時に見守り活動をしてくださっている地域の方には、「今日もありがとうございます」という感謝の気持ちを込めて、子どもたちには自分からあいさつをしてほしいと願っています。

近年は、防犯上の理由から「知らない人にあいさつをしない」という指導が一部でなされていますが、緑色のベストを着て見守りをしてくださっている方々は、子どもたちの安全を思い、支えてくださっている地域の皆さまです。
2学期以降も、あいさつの大切さ、そして感謝の気持ちをもって人と接することの大切さを、子どもたちに丁寧に伝えてまいります。

集団登校のようすについて

「列が乱れていて、まとまって登校できていない様子が見られる」とのご指摘もありました。
集団登校は、子どもたちの安全を守るための大切な取組です。班長を中心に列を整え、落ち着いて登校できるよう、学校でもあらためて指導を徹底してまいります。

また、杉の子パトロールの皆さまはご自身の町内に限らず、前を歩くすべての子どもたちに目を配ってくださっています。保護者の方が車で送迎される場合には、「今日は車で送っています」といったひと言を、道に立ってくださっている方にお伝えいただけるとありがたいです。
登校状況を共有することで、不要な心配を避けることができ、見守り活動もより安心して行っていただけます。

下校時の安全対策について

雷や熱中症への対応についても、保護者の皆さまからご質問がありました。

雷については、気象庁が提供している「雷ナウキャスト」を活用し、雷雲の接近が予測される場合には、下校時刻を調整することがあります。その際は、学校配信メールにて保護者の皆さまにお知らせいたします。

また、熱中症対策としては、学校では日傘の携行を認めております。暑さが厳しい日には、必要に応じて持たせていただけますようお願いいたします。

地域の皆さまからの率直なご意見と温かなまなざしに、心より感謝申し上げます。これからも地域と学校が連携しながら、子どもたちの健やかな成長を見守ってまいります。