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創立150周年の1学期終業式を迎えて

創立150周年の1学期終業式を迎えて

4月の始業式・入学式からおよそ3か月半。高瀬っ子たちは「よりよい答えを求めて、ともに学び続ける」ことをめざして、それぞれの学びや活動に一生懸命取り組んできました。終業式では、子どもたちへ次のような話をしました。

校長講話

1学期の始業式で、校長先生はこんなお話をしました。
「今年は、みなさんにとって、そして高瀬小学校にとって、特別な1年です。なぜなら、私たちの学校は、今年、創立150周年を迎えるからです。」
その特別な1年の、1学期が今日で終わります。

特にこの1学期は、「ともに学ぶ」ということを大切にしてきましたね。
「ともに」とは、先生や友だちといっしょにがんばることです。
この1学期をふり返ってみると、そんな「ともに学ぶ」姿がたくさん見られました。

たとえば、鼓笛。
5・6年生みんなの音や足並みがぴったりそろった、かっこいい鼓笛隊を、おうちの方や地域の皆さんに見ていただきました。
これも、「ともに」がんばった姿のひとつです。

では、日々の学習ではどうだったでしょうか。
お友だちと顔を寄せ合って考えたり、伝え合ったりする姿がたくさん見られました。

一人で考えるよりも、友だちといっしょに考えたほうが、よく分かることもありましたね。

それに、一人でするよりも、友だちといっしょにやったほうが、もっと楽しかった――そんな経験もあったと思います。

さて、この写真はどうでしょう?
一人で勉強しているように見えますが、実は教室のみんなに自分の考えを伝えているところです。
これも「ともに学ぶ」姿です。

また、学校の外でも「ともに学ぶ」場面がありました。
香々地の海でボードを運ぶときには、友だちと声をかけ合って協力していましたね。

美術館では、絵を見て考えを出し合う姿が見られました。大声を出したり、走り回ったりしていないことからも、周りの人のことを考えて行動しているのが伝わります。
場所に合わせて行動することも、「ともに学ぶ」ことにつながります。

給食当番も、クラスのみんなと協力して取り組みました。

人権集会では、自分の学年だけでなく、ほかの学年のお友だちと学び合う姿もありました。

掃除の時間も、縦割り班のみんなで力を合わせてがんばっていましたね。

そして登校班では、杉の子パトロールの方々に、元気よくあいさつするみなさんの姿が、とてもすてきでした。
みんなのために朝早くから見守ってくださる方々に、感謝の気持ちをこめてごあいさつをする――これも、高瀬小のみんなで大切にしている「ともに学ぶ」姿だと思います。

こうしてふり返ってみると、創立150周年の1学期に、みなさんが先生や友だちと「いっしょに」「ともに」学び合い、助け合う姿を、たくさん見ることができました。
校長先生は、みなさんのそんな姿をとても誇りに思っています。

さて、今日はこのあと、「自分はこの1学期、どうだったかな?」とふり返ってみてください。
できるようになったこと、がんばったこと、ちょっと残念だったこと、もっとがんばりたいこと――
それを見つけることが、2学期への大きな一歩になります。

夏休みには、楽しみにしていることがたくさんあることでしょう。健康と安全に気をつけて、元気に過ごしてください。
8月6日の登校日、そして2学期の始まりに、みなさんの笑顔に会えるのを楽しみにしています。

保護者・地域の皆様へ

最後になりましたが、保護者の皆様、地域の皆様には、日頃より本校の教育活動にあたたかいご理解とご協力をいただいておりますことに、心より感謝申し上げます。
創立150周年の1学期、さまざまな課題に向き合いながらも、子どもたちは日々の学びを重ねてまいりました。保護者・地域の皆様のあたたかなお力添えに、心より感謝申し上げます。
高瀬小学校は、子どもたち一人ひとりの成長に真心をもって向き合い、これからも皆様とともに歩む学校づくりを進めてまいります。
引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。