まるたんぼの25年、今も続く物語
5月9日(金)、今年度初めての「まるたんぼ」による絵本の読み聞かせ活動が行われました。
地域の方々が月に2回ボランティアとして来校し、絵本の世界を子どもたちに届けてくださいます。
おはなし「まるたんぼ」は、今から25年前に本校の保護者が発起人となって始まった活動です。
当時、「まるたんぼ」の読み聞かせに耳を傾けていた子どもたちが、今は親となり、自分の子どもたちが同じ教室で同じように物語を聞いていると伺いますと、時の流れを感じます。
ページをめくる音や絵本の色彩、語りかける声——その一つひとつが、時代を越えて子どもたちの心に残る温かな記憶となっていくのでしょう。

今はデジタル機器に触れることが増え、次々と情報が流れていく時代です。
そんな中で、1冊の絵本にじっくり耳を傾け、自分の中に物語を描く時間は、豊かな感性を育む貴重な体験です。
ページをめくるたびに広がる世界。子どもたちはその世界で、見えないものを感じ、心の中に新たな物語を積み重ねていきます。
「まるたんぼ」の活動は、地域情報誌『月刊ヒタスタイル5月号』にも紹介されています。
ぜひご覧いただき、地域と学校をつなぐ温かな取り組みに触れてみてください。








