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4年生 水やごみに関わる施設の見学

4年生 水やごみに関わる施設の見学

6月27日(金)、4年生が社会科の学習として、日田市内の3つの施設(浄化センター・上野浄水場・清掃センター)を見学しました。私たちの生活に欠かせない「水」や「ごみ」に関する大切な学びがたくさんありました。

日田市浄化センター

家庭から流れる下水(生活排水)が、どのようにしてきれいな水へと変わっていくのかを学びました。まず大きなかたまりや砂を取り除き、その後、微生物の力を借りて、次第に水がきれいになっていく過程を見せていただきました。
施設の方からは、「油をそのまま流すと、水をきれいにするのがとても大変です。皿についた油や汚れはキッチンペーパーなどでふき取ってから洗ってください」とのお話がありました。一人一人の心がけの積み重ねが、水をやさしく守ることにつながるのだと教わりました。

上野浄水場

三隈川の水をくみ上げ、薬品などを使って、安全に飲める水にしていく様子を見学しました。子どもたちが特に驚いていたのは、「世界で水道水をそのまま飲める国は、わずか9か国しかない」という話でした。日本の水道の技術のすばらしさを実感しました。また、水道料金は平均で1リットルあたり約0.2円とのことで、私たちがいかに安全で安価な水に支えられているかを知ることができました。

日田市清掃センター

ごみの焼却の仕方や、資源ごみがどのように活用されているかについて学びました。日田市では、1日に約60トン、年間ではおよそ1万7000トンものごみが持ち込まれているそうです。
「無駄なものは買わないこと」「エコバッグを使うこと」「しっかり分別すること」など、私たちにもできる工夫を教えていただきました。日々のちょっとした意識の変化が、環境を守ることにつながるという大切な気づきを得ることができました。