平和をつなぐ81年目の夏 ― 平和を考える日 ―
8月6日(木)、登校日を「平和を考える日」として過ごしました。
広島に原子爆弾が投下されてから81年。全校の子どもたちは、各教室で広島平和記念式典の中継を視聴しました。
午前8時15分には、全校で原爆により亡くなられた方々を追悼し、平和への思いを込めて黙とうを捧げました。校舎には、サイレンと鐘の音、そして夏のセミの声が響いていました。
黙とうの後には、広島市長の平和宣言や、子ども代表による平和への言葉を聞きました。
その後、各教室では、先生たちによる「かわいそうなぞう」の紙芝居を視聴しました。子どもたちは、戦争が人の命だけでなく、動物の命や、当たり前にあった暮らしまで奪ってしまうものであることを、物語を通して考えました。
各学級でも、戦争や平和について考える学習を行いました。命の大切さや、友だちを大切にすること、相手の思いに気づこうとすることについて、あらためて考える時間となりました。
平和について考えることは、過去の出来事を知るだけでなく、これからの自分の行動を考えることでもあります。81年という長い年月が過ぎても、忘れてはいけないことがあります。子どもたちとともに、これからの平和について考える一日となりました。

みなさんは今、各教室で「かわいそうなぞう」の紙芝居を見ました。
みなさんの心には、どんなことが残りましたか。
ぞうたちは、何か悪いことをしたのでしょうか。
どうして、トンキーたちは死ななければならなかったのでしょうか。
今日は、8月6日です。広島に原子爆弾が落とされてから、81年が経ちました。
あの日、赤ちゃんだった人も、今では81歳です。それだけ長い年月が流れました。戦争を体験した人から直接話を聞くことは、これからますます難しくなっていきます。
でも、時間が経ったから忘れてよい、ということではありません。
今日は「平和を考える日」です。
平和について考えるとは、「戦争は悲しい」「かわいそうだった」と思うだけで終わることではありません。
なぜ、こんなことが起きたのか。
どうすれば、二度と同じような悲しみを起こさないですむのか。
そして、自分には何ができるのか。
そこまで考えることです。
平和をつくることは、遠い世界のことだけではありません。
いじめやいやなことに気づいたとき、見て見ぬふりをしないこと。
困っている人がいたら、声をかけること。
自分がされていやなことを、人にしないこと。
そういう毎日の小さな行動も、平和につながっています。
81年という長い年月が過ぎても、忘れてはいけないことがあります。
今日は、亡くなられた方々のことを思い、これからの平和について、一人一人が考える日にしてほしいと思います。

『かわいそうなぞう』
脚本:土家 由岐雄
画:久保 雅勇
出版社:童心社

1年生
絵本『かわいそうな ぞう』

2年生
絵本『伸ちゃんのさんりんしゃ』

3年生
絵本『ひろしまのピカ』

4年生
絵本『おりづるの旅』

5年生
絵本『原爆の火』

6年生
広島平和宣言、平和への誓い