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よりよい答えを求める授業づくり ―5年生 国語科提案授業―

よりよい答えを求める授業づくり ―5年生 国語科提案授業―

6月24日(水)、日田市教育委員会学校教育課の福永秀幸指導主事をお招きし、5年生国語科の提案授業と事後研究会を行いました。

本校では、今年度、国語科「書くこと」の領域を中心に校内研究を進めています。今回の提案授業では、子どもたちが目的や相手を意識しながら、集めた情報を整理し、「友だちに伝えるために何が必要か」を考えて書く学習が行われました。

題材は、5年生の子どもたちが楽しみにしている香々地での集団宿泊活動です。「バスで酔わない方法」や「夜ぐっすり眠れる方法」など、安心して活動に参加するために調べたことを、友だちに伝える文章にまとめていました。自分たちにとって身近で必要感のある題材であったからこそ、子どもたちは「どの情報を伝えると役に立つだろう」と考えながら、意欲的に学習に取り組んでいました。

また、授業では、思考ツールのY字チャートを使って情報を整理しました。調べたことをそのまま並べるのではなく、内容を比べたり、まとめたりしながら、伝える情報を選んでいきます。
友だちのつぶやきをきっかけに、「じゃあ、これとこれもまとめられる」「こっちの方が分かりやすいかもしれない」と考えをつないでいく姿も見られました。

本校の授業研究では、タブレット端末を活用してスタディログ(学習履歴)を残すことも大切にしています。自分がどのように考え、どこで迷い、どのように考え直したのかを、後から振り返ることができるからです。資料を比べたり、友だちの考えとつなげたりしながら、よりよい答えを求めていく学びは、本校が大切にしている学びの姿でもあります。

授業の中では、子どもたちのつぶやきが自然に生まれていました。それは、安心して考えを出せる学級の雰囲気があり、子どもたち自身が学びの主体となっていることの表れでもあります。また、「どの情報を選べばよいのだろう」「どうまとめれば分かりやすいのだろう」と迷う場面があるからこそ、子どもたちは立ち止まり、比べ、考え直そうとします。そうしたつまずきや迷いも、学びを深める大切なきっかけの一つです。

放課後の研究会では、授業の成果や課題について協議しました。目的や相手を意識して書くことの大切さ、情報を整理しながら考えを深めていくことの意味、そして学びの過程を記録し振り返るスタディログの有効性について、改めて確認する機会となりました。

これからも高瀬小学校では、子どもたちが根拠をもとに考え、友だちと学び合いながら、よりよい答えを求めていける授業づくりを進めていきます。