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6年生 高瀬の森を学ぶ

6年生 高瀬の森を学ぶ

2月12日(木)、本校の山林顧問である長哲也さんを講師にお招きし、6年生が学校林の歴史と森の役割について学ぶ森林学習を行いました。

森と川と海はつながっていること、一本の木を育てることが未来の自然環境を守ることにつながることを、長さんはわかりやすく語ってくださいました。

命を育てる森

長さんは、「木を育てれば、生き物が育ち、やがて海も豊かになる」と話されました。
木が落とした葉を微生物が分解し、その養分を虫が食べ、その虫を小鳥が食べる。
森の中では、命がつながり合いながら循環しています。
さらに、土にしみこんだ養分は川へと流れ、やがて海へと届きます。
森林は私たちの飲み水を育み、地球の二酸化炭素を吸収し、環境を守る大きな役割も果たしています。

林業が息づく高瀬

森林を守り育てる営みとして、造林、下刈、伐採の方法についても学びました。
特に、若木の成長を助けるための下刈の大切さについて、具体的に教えていただきました。
高瀬地区には篤林家や製材所が多く、林業がたいへん盛んな地域であることも紹介されました。
森は自然であると同時に、人の手によって守られ、育てられてきた営みであることを学びました。

未来を見据えた学校林

第7代校長 高原力太郎 先生は、明治44年から17年の歳月をかけて学校林の造林に取り組まれました。
「50年後に豊かな高瀬小になるように」という願いを胸に、まだ見ぬ未来の子どもたちのために木を植え続けられました。
造林にあたっては、地域の方々のご協力のもと用地を確保し、そこに未来への思いを込めて木を植えていきました。
保護者や子どもたちも植林や手入れに関わりながら、学校林を育ててきました。
こうして受け継がれてきた学校林から得られた収益は、校舎建築などに活用され、現在の高瀬小学校の教育環境を支えています。

地球環境を守るこれからの森

長さんは、昔は暮らしを豊かにするために木を植えてきたこと、そして今は地球環境を守るために森林を育てていく時代であることを話されました。講演の最後に、長さんはこう語られました。
「今日の話を、ぜひ家族に伝えてほしい。」
学んだことを自分の言葉で伝えることも、森を守り、未来へつなぐ一歩です。