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全校集会で子どもたちに伝えたこと― 命と心を守るために ―

全校集会で子どもたちに伝えたこと― 命と心を守るために ―

1月21日(水)5校時、体育館にて全校集会を開きました。
いじめや暴力、インターネットの使い方、そして交通事故など、子どもたちの命と心を守ることに深く関わる大切なことについて、全校で確認しました。
以下は、体育館で子どもたちに実際に伝えた内容です。

とても大切な話として

みなさん、これからとても大切なお話をします。最後までよく聞いてください。
最近、テレビのニュース等で、小学生や中学生、高校生が、たたいたり、
たたかれたりする出来事が、たくさん取り上げられています。
それは、ここ大分県でも起こっています。
その様子を動画に撮って、インターネットに投稿する人がいます。
それが、どんどん広がり、さらに多くの人が悲しい気持ちになる事態も起こっています。
先生たちは、
「誰かが、つらい思いをしていないだろうか」
「誰かが、一人でがまんしていないだろうか」
と、とても心配しています。

暴力やいじめは、決して許しません

こうした出来事は、遠くの学校だけの話ではありません。
みなさんの身近でも、起こる可能性があることです。
だから先生たちは、みなさんを必ず守りたいと思っています。
怖い思いも、悲しい思いも、しないでほしいのです。
そのために、これから話すことは、とても大切な内容です。

たたいたり、けったり、
いやなことを言ったり、
仲間はずれにしたりすることは、
絶対にしてはいけません。
先生たちは、そういったことを絶対に許しません。
これは学校の決まりだけでなく、
大人も守らなければならない「法律」でも、だめだと決められています。
とくにひどい場合には、学校だけでなく、
警察の人といっしょに考えることもあります。
いじめた人は、あとになってものすごく後悔します。
また、その人だけでなく、その人のおうちの人も、
とても困ったり、悲しい思いをしたりすることがあります。

困ったときは、すぐ相談してください

もし、いやなことをされた人や、それを見た人がいたら、すぐ先生に話してください。
担任の先生じゃなくても、どの先生に話してもいいです。

スマホやタブレットの使い方について

スマホやタブレットで、人の写真や動画を、かってに撮ってはいけません。
それをインターネット上で、人に見せたり、ひろめたりするのもいけません。
インターネットに書いたことやのせたものは、
自分では消したと思っても、残っていることがよくあります。
完全に消すことはできません。
それで、人が悲しい思いをしたり、大きな問題になったりすることがあります。

これは、みんな一人一人の話です

今、先生たちは、
「暴力やいじめをしないこと」
「困ったときは、必ずだれかに相談すること」
についてお話をしました。
でも、これは、特別な人だけに向けた話ではありません。
ここにいる一人一人が、
・もし、いやなことをされたら、どうするか
・もし、友だちが困っていたら、どうするか
・もし、その場を見てしまったら、どうするか
自分だったらどうするかを、考えてほしいのです。

本当の「強さ」とは

大切なのは、
「ケンカに強い人」になることではありません。
「だれかを言い負かすこと」でもありません。
だれかのつらさに気づけること、
間違っていることを、
間違っていると言えること、
こわいときに、助けを求められること。
それが、本当の強さです。
そして、忘れないでください。
みなさんは、一人ではありません。

先生たちは、いつでも話を聞きます

先生たちは、いつでも話を聞きます。
どんな小さなことでもかまいません。
このあと、このことについてアンケートを取ります。
「これって、言っていいのかな」と思うことほど、話してください。書いてください。
高瀬小学校が、みなさんにとって、
一生懸命に勉強できる場所、
行事に全力をつくせる場所、
みんなと仲よく遊べる場所に、
ともにしていきましょう。

命を守る行動について

次に、命を守る行動について、大切な話をします。
今週の月曜日、おとなりの福岡県で、自転車の事故がありました。
交差点で、車と自転車がぶつかり、小学生が二人、事故にあいました。
そのうちの一人は、命を落としました。
もう一人も、骨を折る大けがをしています。
とても痛ましい事故です。
亡くなった小学生は、頭を強く打ったことが原因だったそうです。

ヘルメットは、命を守るためのもの

そのとき、ヘルメットをかぶっていたかどうかは、分かっていません。
でも、もしヘルメットをかぶっていたら、頭を強く打たずに、助かっていたかもしれません。
事故は、「運が悪かったから」「偶然だったから」起こるものではありません。
一つ一つの行動で、命が守られることもあれば、失われてしまうこともあります。
だから先生たちは、自転車に乗るときは、必ずヘルメットをかぶってほしいと、強く思っています。
ヘルメットは、かっこよく見せるためのものでも、めんどうなものでもありません。
みなさんの命を守るための、大切な道具です。
そして、交通のルールは、先生が守らせたいからあるのではありません。
命を守るために、作られているものです。

おわりに

どうか、「今日はいいや」「少しだから大丈夫」と思わずに、
自分の命を大切にする行動を、毎日続けてください。
先生たちは、みなさんが、元気に学校に来て、元気に家に帰ることを、
心から願っています。
今日の話を、自分のこととして、友だちのこととして、
これからの毎日のこととして、心にとめてくれるとうれしいです。

保護者の皆様へ

今回の全校集会での話は、ご家庭でもぜひ話題にしていただきたい内容です。
「もし自分だったらどうするか」
「困っている人がいたらどうするか」
「自転車に乗るとき、どんなことに気を付けるか」など、
お子さんと一緒に考える時間をもっていただければ幸いです。
学校への相談も、どうぞ遠慮なくお寄せください。
小さなことでも構いません。
学校は、子どもたち一人一人の命と心を守るために、
保護者の皆様とともに考え、対応してまいります。