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ともに見た成長の景色 ― 高瀬小の秋季大運動会 ―

ともに見た成長の景色 ― 高瀬小の秋季大運動会 ―

10月11日(土)、秋の大運動会を実施しました。
開会式が始まる前から、応援団を中心に発声練習の声が響き、子どもたちの心はすでに一つになっていました。
その勢いのまま、秋空の下、校庭いっぱいに元気な声が広がり、笑顔と感動の運動会が幕を開けました。

開会式では、私から「みんなの心を一つに、すべての力を合わせると、何が起こるでしょうか」という問いかけをしました。
私が考える答えとして――「一人では見えなかった景色が見えてくる。そして、その景色は、大人になっても心に残る思い出になる」という話をしました。

当日の子どもたちは、その言葉のとおり、仲間と力を合わせながら、一人ひとりが輝く瞬間をつくっていました。
力強い走り、仲間と息を合わせた応援、心を込めた表現運動…。
競技のたびに「がんばれー!」という声があふれ、赤組も白組も全力で取り組む姿がありました。

成績発表。
今年の優勝旗は赤組に、応援トロフィーは白組に贈られました。
勝負が決したあと、両団長が口をそろえて「みんなのおかげで」と語った言葉が印象的でした。
勝ち負けをこえて、仲間を思う気持ちと感謝の心があふれていました。

本校では、「よりよい答えを求めて、ともに学び続ける高瀬っ子を育てる」という教育目標のもと、
2学期も重点目標として「協同」に力を入れて取組を進めています。
今回の運動会は、その「協同」の学びを実感できる大きな節目となりました。
友だちと力を合わせ、支え合いながら一つの目標に向かう経験は、子どもたちにとってかけがえのない財産です。

保護者の皆様、地域の皆様には、早朝からの準備や片づけ、そして温かいご声援をいただき、心より感謝申し上げます。
地域全体で子どもたちの成長を支えてくださることが、何よりの励みです。