６年生　地域の文化にふれる調理実習 ― 盆団子づくり ―

７月１０日（木）、６年生が家庭科の調理実習で「盆団子」作りに挑戦しました。
お盆に「盆団子」をお供えする風習は、大分県に古くから伝わる文化です。特に日田地方では「盆だご」と呼ばれ、13日に迎え団子、15日に送り団子をお供えする習わしがあります。

今回は、「つまみだご」とも呼ばれる迎え団子を作りました。粉に水を加えてこねる作業では、生地が手にくっついて思うように進まず苦労する姿も見られましたが、団子を指でつまんで成形することで、ゆで時間が短くなることなど、実際に体験することで多くの気づきや学びがありました。

中には「初めて食べる」という児童もおり、地域の伝統文化にふれる貴重な時間となりました。学習の終わりには、お盆にちなんだ風習として「たらおさ」についてのお話も聞き、地域のくらしや先人の思いに関心を深めることができました。