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11月13日(月)~14日(火) ジオパーク交流学習 in 豊後大野

11月13日(月)~14日(火) ジオパーク交流学習 in 豊後大野

 5・6年生22名が豊後大野に行ってジオ交流学習を行いました。今年7月は三重東小学校が姫島に来て交流学習を行った第2弾です。月曜日から急に冷え込み、火曜日の朝は霜が降りるほどの寒さとなりましたが、昼間は2日間ともに快晴で、みんな元気に豊後大野の自然を楽しみながらジオ交流学習を行いました。

 1日目は三重東小学校でお迎えの会を行った後、給食を一緒に食べ、レクで盛り上がりました。4か月ぶりの再開で旧交を温める子どもたちも沢山いました。その後は、沈堕の滝を見学し、滝の迫力や滝の高さを生かした発電所の跡地を眺めながら、先人達の偉業に驚きました。次に姫島小学校のみんなは、木質バイオマス発電所(エフオン豊後大野)や豊後大野市資料館を見学し、ホテルに入って1日目を終えました。

 2日目は出会橋・轟橋(とどろばし)や菅尾摩崖仏を巡りました。また、豊肥線の列車(ディーゼルなので電車ではありません)に乗り、菅尾駅から三重町駅までの乗車体験もして、公共交通機関の乗る時のルールやマナーを学びました。出会橋・轟橋はアーチ式の石橋で2連に架る珍しい橋です。アーチの幅が日本1位と2位と言うのも凄いですね。真っ青な空に映える石橋の造形美にうっとりしました。また、橋の下を流れる奥岳川の両岸には、阿蘇火砕流の溶結凝灰岩からなる柱状節理や杓子に見えることから杓子岩と言われる絶壁の景観を楽しみました。菅尾摩崖仏は国の重要文化財にも指定されている繊細な5体の仏像でした。

 最後のまとめ学習では、グループの友だちと協力して豊後大野の魅力をかるたに表わしました。「なるほど」「あるある」の作品、クスっと笑ってしまう作品など、どれもなかなかの力作でした。いくつか紹介します。

  (た)いへんだ 長い階段つかれるね

  (ぬ)りえにしたいほど 絶景のちんだの滝

  (ろ)めん電車 ちんだ発電役に立つ

 お別れの会の後は、三重東小学校のみんなから手作りの栞が贈られ2日間のジオ交流を締め括りました。

 豊後大野市、姫島村それぞれの教育委員会、ジオパーク推進協議会の皆様には大変お世話になりました。今回の交流学習で子どもたちが改めてふるさと姫島を好きになり、三重東小学校の友だちと共に成長することができればと思います。

1日目

2日目