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校長室より

かっぱ先生のひとりごと  「ブランコ」
2021年01月19日

昼休みにブランコに乗っていたら幼稚園生がやってきた。

「園長先生、かわってください」

「いいですよ」。

しばらくすると今度は1年生がやってきた。席を譲るつもりでブランコを止めて立ち上がろうとすると、にこにこしながら、おじいちゃん“お手製”のブランコの話をし始めた。

「お庭に作ってくれたの」

「いいね~、おじいちゃんのブランコかぁ」

そう言えば幼い頃、大工の父が腕を振るった“逸品”が、うちの庭にも揺れていた。子や孫に注ぐ愛情の形は今も昔も変わらない。ブランコに揺られながら、僕はその子の後ろ姿を見送った。