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校長室より

かっぱ先生のひとりごと 「道」
2020年06月17日

「道」…それは様々な思いが交錯する場所。この先に何があるのだろうか。期待と不安は常に隣り合わせだ。迷ったときには立ち止まってみるのもいい。立ち止まると見える景色がある。立ち止まらなければ見えない景色もある。いろんな景色を見ながらみんな大人になった。僕もその一人だ。

 学校に行かないという選択をした彼が、Facebookにあった一枚の写真に目を止めた。クラスメイトたちの作品が並ぶ教室の風景だ。そこに、ぽっかりと空いたスペースがある。それが自分のためのものであることに気づくのに、時間はいらなかった。それから、彼は、習字道具を取り出して、「道」と書いて母に託した。翌朝、作品を受け取った担任は、すぐにそれで隙間を埋めた。「つながった…」クラスみんなで喜び合った。