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学校からのお知らせ

郷土の偉人1(末綱如一‥すえつなじょいち)1898~1970
2012年10月19日

 末綱如一(すえつなじょいち)は,校区内吉広地区に明治31年に生を受け,数学の基礎作りをしたことで有名です。6人兄弟の末っ子と

して生まれ,体は小さかったため体育は苦手だったようです。

 でも,物覚えがとてもよく勉強はできてテストでもいつも100点をとっていました。難しい問題がでた時は学校の帰りもずっと考えながら

帰っていたといいます。また,海水浴に行く途中に弁当を放り出し,道路の上で問題を解いたり,夢中で勉強していてお茶とインクを間違

って飲んだりしたという逸話もあります。

 今の東京大学に入学するとこれまでの数学に対して疑いをもち,数字をあやつるだけの数学からもっと人間の生き方と関わる数学を目

指しました。

 大学を卒業してからは東京大学や九州大学で教えたりしていました。そして,昭和18年にたくさんの学者の前で自分の考えを発表しました。

その時は,反対の声もありましたが,如一は,黙ってにこにこ話を聞いていたそうです。昭和29年に世界の数学者が東京に集まる会議が

あった際は,司会やお世話役を担いました。また,研究所長をしている時は,大型電子計算機を取り入れたこともあります。 

 主な著書に「数学と数学史」「解析的整数論」「数学の基礎」などがあります。

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